田中 孝枝 (TANAKA, Takae)
ステイタス
博士課程
連絡先
tktanae[at]yahoo.co.jp
研究課題
旅行経験をつくる仕事と生ー中国広東省に進出した一日系旅行会社の文化人類学的研究
研究関心領域
移動 観光 仕事 産業 組織、会社
対象地域
東アジア 中国 日本
研究内容
研究業績
学会・口頭発表
2008.3 「日本人のアジア観光-観光人類学からのアプローチ」、日本文化人類学会関東地区研究懇談会 修士論文・博士論文発表会、於成城大学。
2008.6 「プロセスとしての観光-日本人による東・東南アジア観光を事例として」、日本文化人類学会第42回研究大会、於京都大学。
2008.8 「観光商品の生産・消費過程の民族誌的分析にむけて-日本人による東・東南アジア観光を事例として」、日本観光研究学会研究分科会「地域と観光の相互作用における表象・空間・経験の現代的位相」、於立教大学。
2008.11 「観光の社会的構成-中国広東省からのパッケージ・ツアーを事例として」、総合観光学会第15回全国学術研究大会、於熱海起雲閣。
2009.7 ‘Japanese Reactions to Chinese Tourists: A View from the Perspective of "Value" Rearrangement'
(Session 21 “New Trends of Tourism/Migration in Japan and Beyond",organizer: Shinji YAMASHITA), SEAA Taipei 2009: Conference of the Society for East Asian Anthropology, American Anthropological Association,Taipei(Taiwan).
2009. 7 ‘Sociality of Tourism from the “Guest” Society Viewpoint: Japanese Tourism in East and Southeast Asia',(Session R515 “Tourism and Glocalization: Perspectives on East Asian Societies, organizer: HAN Min),The 16th IUAES (International Union of Anthropological and Ethnological Sciences)World Congress in Kunming,Kunming(China).
2011.10 「『文化の商品化』の過程ー「良い」商品としてのおもてなしの心」、第27回東アジア人類学研究会、於東京大学。
2011.12 「“文化商品化”的過程―以広州市的日企旅行社為例」、第二回青年人類学論壇、於国立中山大学(中国)。
2011.12 「客家名人与日本」、広東民族研究学会、於嘉応大学(中国)。
2012.3 「サービスを商品化するにあたってー中国広東省の日系旅行会社の職場からみる『合理性』」、仙人の会、於明治大学。
2012.6 「訪日観光ツアー商品の『価値』構成ー在中国日系旅行社と現地旅行社の提携による富裕層向け商品開発を事例として」、日本文化人類学会第46回研究大会、於広島大学。
2012.6 「観光商品をつくる仕事実践と複数の評価基準ー中国広東省日系旅行会社の職場を事例として」、総合観光学会第22回全国学術研究大会、於日本大学。
2012.11 「観光ルートに組み込まれた日本の神社仏閣ー中国人ツーリストを事例として」、地域研究コンソーシアム(JCAS)次世代ワークショップ、於東京外国語大学本郷サテライト。
2012.11 「職場における知識・技能の学習と『企業文化』のイデオロギー化ー中国広東省に進出した日系旅行会社を事例として」、第811回首都大学東京社会人類学研究会、於首都大学東京。
2013.6 「中国人観光客の『 文明化(wénmínghuà) 』ー観光の教育的側面に関する一考察ー」、於総合観光学会第24回全国学術研究大会、日本大学。
2013.7 「組み合わせる、つなぎ合わせる、組み替えるー中国広東省に進出した日系旅行会社における仕事のやり方」、於現代人類学研究会、東京大学。
2013.7 「東京崇正公会創立50周年紀念暨第47届懇親大会に参加して」、台湾行政院客家委員会「苗栗園区海外研究ー日本客家研究」座談会、於国立民族学博物館。
2014.2 「『現地』をはっきりさせるー中国広州市の日系旅行会社における手配の仕事」、筑波人類学研究会第14回定例会、於筑波大学。
2014.2 「"Collaborative Ethnography"という書き方と公共人類学の可能性」、日本文化人類学会課題研究懇談会、東アジア公共人類学懇談会第3回研究会、於国立民族学博物館。
2014.3 「職場中的”文化”表述:以広東省日企旅行社為例」、香港亜洲研究学会第九回検討会、於香港大学。
2014.7 The Role of Tourism Companies in Forming Ethical Tourists: Case studies of Tourists from China to Japan, (Session RC50, Ethical dimensions of tourism practices: tourism and its social contributions in and beyond Japan), XVIII ISA World Congress of Sociology, Yokohama.
論文
(査読有り)
2009 Japanese Reactions to Chinese Tourists: A Perspective on Reinvention of Value, Japanese Review of Cultural Anthropology, Bikohsha (Tokyo), vol.10, pp.53-63.
2009 The Sociality of Tourism from the Visitors’ Society Viewpoint: Japanese Tourism in East and Southeast Asia, In Min HAN and Nelson GRABURN (eds.), Tourism and Glocalization: Perspectives on East Asian Societies, SENRI ETHNOLOGICAL STUDIES, National Museum of Ethnology (Osaka), vol.76, pp.131-159.
2013 「福建土楼的有意説明方式ー以日企旅行社的包価旅游生産過程為例(福建土楼の有意な説明方式ー日系旅行会社のパッケージツアー生産過程を例として)」、『客家研究辑刊』、嘉応学院客家研究院(広東)、vol.42、pp.12-24.
2013 「中国人がやって来る」、『人の移動事典ー日本からアジアへ・アジアから日本へ』、吉原和男編集代表、丸善出版。
(査読無し)
2007 陳黎明・田中孝枝「アジアからの観光客―ビジット・ジャパン・キャンペーンのなかで」、『観光文化学』、山下晋司編、新曜社 (東京)、pp.84-90。
書評
(新刊紹介)
2012「庄国土・劉文正著『東亜華人社会的形成和発展ー華商網絡、移民与一体化趨勢』」『華僑華人研究』9: 170-173。
報告書
学位論文
2006「観光パンフレットの変遷にみる日本イメージの構築―英語版と中国語版の比較」、お茶の水女子大学生活科学部卒業論文。
2008「日本人のアジア観光-観光人類学からのアプローチ」、東京大学大学院総合文化研究科修士論文。
その他
2012 エッセイ:「文明的な中国人観光客」『アリーナ』14:265-268、中部大学編、風媒社。
2013 翻訳:Sydney C.H.Cheung「食と観光」『人の移動事典ー日本からアジアへ・アジアから日本へ』、吉原和男編集代表、丸善出版。
2013 コラム:「日本的客家名人研究ー人物像与日本観」、『日本客家研究的視角と方法ー百年的軌跡』、河合洋尚編、社会科学文献出版社。
調査歴
2009.3-2011.4 中国広東省広州市
教育歴
2014.4- 昭和薬科大学 非常勤講師
2014.9- 多摩大学 非常勤講師
経歴
2006.3 お茶の水女子大学 生活科学部 人間生活学科 生活社会科学講座 卒業
2006.4 東京大学大学院 総合文化研究科 超域文化科学専攻(文化人類学) 修士課程 入学
2008.3 〃 修了
2008.4 〃 博士課程 進学
研究助成/その他
2008.4-2009.3 公益信託澁澤民族学振興基金 大学院生に対する研究活動助成
2008.10-2009.9 松下国際財団研究助成
2011.12-2012.3 グローバル・スタディーズ・プログラム(組織的な若手研究者等海外派遣プログラム・東京大学総合文化研究科・文系)
2012.4-2014.3 公益財団法人りそなアジア・オセアニア財団国際交流活動助成
2012.4- 日本文化人類学会課題研究懇談会「東アジアの公共人類学懇談会」共同研究者
2012年度 JCAS地域研究コンソーシアム次世代ワークショップ「東アジアの境界を超える人々と宗教をめぐる諸問題―宗教社会学と公共人類学の対話から」共同研究者
2013.4- 科学研究費助成事業・挑戦的萌芽研究「文化人類学における文化的ビジネス・スキル開発のための調査研究」研究協力者
2013.4-2014.3 国立歴史民俗博物館共同研究「民俗儀礼の変容に関する資料論的研究」RA
2013.4- 台湾行政院客家委員会「苗栗園区海外研究ー日本客家研究」研究協力者
備考
2014年1月現在