田中 大介 (TANAKA, Daisuke)
ステイタス
連絡先
研究課題
現代日本における死にざまの構築と動態
研究関心領域
理論・学史 経済 宗教・儀礼
対象地域
日本(南西諸島を除く) 北米
研究内容
1)現代日本の葬儀産業に関する民族誌
2)死の局面における実践・態度・信念の具象化に関する分析
研究業績
学会・口頭発表
2003a「資源化する死:現代日本の葬儀産業を事例として」日本文化人類学会、関東地区懇談会修士論文発表会、於 東京大学駒場キャンパス
2003b「資源化する死:現代日本の葬儀産業を事例として」日本文化人類学会、第37回研究大会、於 京都文教大学
2003c「資源とスタイル:葬儀産業と葬儀の実践から」文部科学省科学研究費補助金特定領域研究「資源の分配と共有に関する人類学的統合領域の構築」、文化資源の生成と利用研究班第5回研究会、於 静岡県田方郡伊豆長岡町
2004a「<望ましい死>への資源戦略:葬儀産業からみるスタイルの構築」日本文化人類学会、第38回研究大会、於 東京外国語大学
2004b“Making Death Good: The Funeral Industry in Japan” American Anthropological Association 103rd Annual Meeting (Society for East Asian Anthropology Conference),University of California at Berkeley,CA
2005a「葬儀屋さんになる:非-医療の現場における死の構築の探究」日本文化人類学会、第39回研究大会、於 北海道大学
2005b「現代日本の葬儀サービスにみる死の社会性:東京の葬儀社におけるフィールドワークから」日本文化人類学会北陸支部(北陸人類学研究会)、第97回例会、於 金沢大学サテライトプラザ
2005c“Working of Funeral Homes: Between Dignity of Death and Commercialism in Work for the Dead” American Anthropological Association 104th Annual Meeting,Marriott Wardman Park Hotel,Washington,DC
論文
(査読有り)
2004a「葬儀産業研究の可能性:社会的傾向としての<死ぬこと>の把握を目指して」 『死生学研究』、2004年春号、pp.306-323
2004b「お葬式、売ります:明治大正期における葬儀屋さんの勃興」 『超域文化科学紀要』、第9号、pp.165-184
2004c“Supporting Bereavement in Society: Comparisons between Australia and Japan” Grief Matter,Vol.7,No.1,pp.4-7 (co-author: Prof. Allan Kellehear,School of Public Health,La Trobe University)
2007(forthcoming) “Conceptualizations of Death in a Commercial Context: The Funeral Business in Present-day Japan” Research in Economic Anthropology, Vol.25
(査読無し)
書評
2002「書評 Suzuki Hikaru著: The Price of Death: The funeral Industry in Contemporary Japan」 『日本民俗学』、第231号、pp.111-119
報告書
学位論文
1995 Verification for Official Development Assistance: Political Adjustment of Commercialism and Humanitarianism 金沢大学経済学部 卒業論文
2003 『資源化する死:現代日本の葬儀産業を事例として』 東京大学大学院総合文化研究科 修士学位論文
その他
2003a「書誌紹介 国立歴史民俗博物館(編) 葬儀と墓の現在:民俗の変容」 『日本民俗学』、第234号、p.125
2003b「資源についてのメモランダム:再び人間生活のリアリティへ」 『資源に関する小論文集』、文部科学省科学研究費補助金特定領域研究「資源の分配と共有に関する人類学的統合領域の構築」、pp.35-38
2004「コラム よい記憶をつくる:葬儀屋さんの仕事から(特集 死者の記憶)」 『歴博』、第125号、p.23
2005「葬儀の産業化:N社のフィールドワークから」 山下晋司・福島真人(編)、『現代人類学のプラクシス:科学技術時代をみる視座』、pp.168-179、有斐閣
調査歴
2002.7-10 東京都内の葬儀社及び同業者組合等へのインタビュー調査
2003.4-2004.4 東京都、大阪府、及び新潟県内の葬儀社における予備フィールドワーク調査
2004.7-現在 東京都S区内の葬儀社であるN社においてフィールドワーク調査(開始より1年間は常勤パートタイマー従業員として実施。それ以降は月数回程度の散発的出社と、他葬儀社への調査に振替。尚、同期間内に並行して大阪府及び新潟県内の葬儀社における短期フィールドワーク調査)
2004.12 米国サンフランシスコ地区内の葬儀社及び霊園に対するインタビュー調査
2005.11 米国ニューヨーク及びワシントンDC地区内の葬儀社及び霊園に対するインタビュー調査実施
教育歴
経歴
1995.3 金沢大学経済学部経済学科 卒業
1995.4 三菱商事株式会社 入社 通信放送事業本部及びデジタル情報機器本部にて電子機器システムに関する営業、事業投資、企画等に従事
2001.4 三菱商事株式会社 依願退職
2001.4 東京大学大学院総合文化研究科 修士課程 入学
2003.4 同 博士課程進学
研究助成/その他
2003-現在 文部科学省科学研究費補助金特定領域研究(2)「資源の分配と共有に関する人類学的統合領域の構築」、計画研究「文化資源の生成と利用」(課題番号14083201・代表者 東京大学大学院総合文化研究科 山下晋司)、研究協力者
2003-2004(財)松下国際財団 平成15年度研究助成、個人研究、助成番号03-305、「葬儀実践の日米間比較:葬儀産業からみる死への対処の変容」
2003-2004(財)トヨタ財団 平成15年度研究助成、研究助成A:個人研究、助成番号D03-A-100、「現代日本における死の変容に関する研究:葬儀産業からみる<死ぬこと>の実践」
2004-2005 公益信託澁澤民族学振興基金 平成16年度大学院生等に対する研究活動助成、個人研究、「現代日本における死の変容に関する研究:葬儀さんからみる<死ぬこと>の実践」
2005-現在 独立行政法人 日本学術振興会 平成17年度特別研究員(DC2)及び科学研究費補助金(特別研究員奨励費)、受付番号10954、「現代日本における死の産業化:葬儀産業からみる死の変容と動態」
備考
2006年7月現在