ベル 裕紀 (BELL, Hiroki) [編集中]
ステイタス
連絡先
philipe.shigabell[at]gmail.com
研究課題
移住民、移住労働者をめぐる空間の創出と実践に関する人類学的研究
研究関心領域
移住、労働、法と政治、政策、社会運動、人権、メデイア活動、エンパワーメント、共同体作り、都市論、「文化」のコンテンツ化、「文化」の上演、空間の実践、
対象地域
韓国、東北・東南アジア地域
研究内容
韓国のソウル・京畿・仁川地域をフィールドとして、韓国における移住民、移住労働者をめぐる社会運動(直接行動、メディア活動、支援および互助活動)を政策との関連を意識しつつ、研究しています。
研究業績
学会・口頭発表
2018.6.16 「メディア教育が編む世界―韓国における移住労働者を対象としたメディア活動団体を事例として」。第65回韓国朝鮮文化研究会研究例会(於東京大学本郷キャンパス)
2015.11.21「テクストとしての法、その書かれ方と読まれ方:韓国における『外国人勤労者雇用法』を中心に」。第106回現代人類学研究会<特集:施行される法、執行される法>(於東京大学駒場キャンパス)。
2015. 5.31 「<一時性>の認識、<永続性>という想像―韓国におけるカンボジア人移住労働者団体設立を事例に」。日本文化人類学会第49回研究大会 分科会 『<一時性>の人類学』(於大阪国際交流センター)。
2015. 3.28 「全体要旨」。第104回現代人類学研究会<人類学者による働きかけとフィールドからの応答―『開発』の視座から>(於東京大学駒場キャンパス)。
2015. 1.10 「移住労働者によるブームとしての『多文化』の利用―韓国安山市のインドネシア人労働者を事例として」。トランスナショナル移民研究会『韓国における国際移住移動』(於立命館大学国際地域研究所)。
2014.11.22 「強制退去が遺したもの―韓国の移住民共同体における<場所>」。日本文化人類学会次世代育成セミナー(於一橋大学)。
2014. 5.17 「韓国における移住労働者の組織化―カンボジア人労働者の互助組織の形成を事例として」。日本文化人類学会第48回研究大会(於幕張メッセ国際会議場)。
2014. 2.15 「韓国における移住労働者の組織化:社会の創出に向かうのか?」。第97回現代人類学研究会<「組織化」特集>(於東京大学駒場キャンパス)。
2013.10.18 「『多文化』のスペクトル - 現代韓国における「多文化」の意味論的、用語論的な多様性とそれが生み出す政治空間」。社会人類学研究会(於首都大学東京)。
2011.12.10 “The Social Movements of Migrant Workers in South Korea: How Migrant Workers Establish Their Own Organizations and Sustain Their Movements.” A paper presented at the 4th Annual Postgraduate Student Forum Asian Anthropology “Materiality, Movement and Change”(held at the Chinese University of Hong Kong).
2011. 8. 2 “Objectification of the Self: How Do Migrant Workers Represent Themselves in South Korea?” At the Society for East Asian Anthropology 2011 Conference “Material Asia: Objects, Technologies, and Rethinking Success” (held at the Chonbuk National University, Jeonju, South Korea).
論文
(査読有り)
2016 「通り過ぎること、埋め込まれること ―韓国安山市におけるカンボジア人移住労働者団体の設立過程を事例として―」『年報人類学研究』6:104-131。 (http://rci.nanzan-u.ac.jp/jinruiken/publication/item/nenpo6-07%20Bell.pdf)
(査読無し)
2011 「홀리스틱 교육 실천을 위한 다문화교육의 가능성」 『한국홀리스틱교육학회 학술발표대회논문집』 9:43-53 한국홀리스틱교육학회(「ホーリスティック教育実践のための多文化教育の可能性」『韓国ホーリスティック教育学会 学術発表大会論文集』9:43-53 韓国ホーりスティック教育学会 韓国語)。
書評
報告書
学位論文
2006 「植民地朝鮮に生まれた『内地人』女性の語りに見られる『権力』」早稲田大学第一文学部総合人文学科 卒業論文。
2009 「韓国の移民の『人権』をめぐる社会運動ー政治人類学の視点から」東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻 修士論文。
その他
2014 「『いる、つなぐ』―韓国の外国人支援」、『月刊みんぱく』第38巻第6号通巻第441号<特集 朝鮮半島の文化>p.9 、国立民族学博物館編集。
調査歴
2010年4月~2013年8月 韓国京畿道安山市を中心にソウル・仁川・京畿地域の移住労働者と支援団体のフィールド調査
2017年10月〜 京都市東九条におけるフィールド調査
教育歴
2020年度
東京女子大学 現代教養学部 国際社会学科 国際関係専攻 非常勤講師。「三年次演習」(通年)、「文化人類学Ⅰ」(前期)、
「文化人類学Ⅱ」(後期)、「人種・民族・国家」(後期/隔年開講科目)担当。
法政大学通信教育部スクーリング 非常勤講師。「文化人類学」(前期、後期)担当。
関東学院大学 国際文化学部 非常勤講師。「多文化世界を学ぶ」(前期)担当。
都立大学 都市環境学部 都市政策科学科 非常勤講師。「地域企業研究実習」(後期)饗庭伸先生と共同担当。
2019年度
東京女子大学 現代教養学部 国際社会学科 国際関係専攻 非常勤講師。「政治人類学」(前期/隔年開講科目)
「人権・人道の人類学」(後期/隔年開講科目)担当。
2018年度(11月第3週~12月第1週の日曜日)
法政大学通信教育部後期週末スクーリング 非常勤講師。「文化人類学」担当。
2017年度
法政大学 市ヶ谷リベラルアーツ 非常勤講師。「文化人類学」(前期)「文化人類学L」(後期)担当。<現在に至る>
青山女子短期大学 非常勤講師。「文化人類学B」(後期)担当。
2015年度夏冬学期
東京大学教養学部「フィールド実習」(担当:箭内匡)にて、リサーチアシスタント(RA)。
フィールドワークに関する助言・指導および論集作成のための論文指導の補佐を担当。
経歴
2006年3月 早稲田大学第一文学部総合人文学科人文専修 卒業
2006年4月 東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻文化人類学コース 修士課程 入学
2009年3月 東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻文化人類学コース 修士課程 修了
2009年4月 東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻文化人類学コース 博士課程 入学
2016年3月 東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻文化人類学コース 博士課程 単位取得退学
研究助成/その他
2009.09-2010.08 松下幸之助記念財団研究助成「韓国京畿道安山市における移住労働者をめぐる地域ガバナンスに関する政治人類学的研究 」
2011.12-2013.04 みずほ国際交流奨学財団アジア留学助成「韓国京畿道安山市における移住労働者をめぐるガバナンスに関する人類学的研究」
備考