周 頡(ZHOU, Jie)
ステイタス 博士3年
連絡先 zhou.jie@anthro.c.u-tokyo.ac.jp
研究課題 人間と非人間(動物、無機物)の関係、親族、負債とモラル、在来知と法
研究関心領域 感情の人類学、自然人類学、法の人類学、実験的民族誌
対象地域 台湾(タロコ族、タイヤル族)、中国貴州省(スイ族)
研究内容
研究業績
一、学術雑誌論文
周頡、「近代法と原住民の在来知の葛藤とその行方:Talum Suqluman狩猟事案をめぐる憲法解釈から」、『日本台湾学会報』、第24号、pp.121-144、2022。(査読あり)
周頡、「中国民俗学の創立初期における「民衆知識」概念の認識:周作人の「民衆」の概念を例として」、『比較民俗研究』、第33号、pp.157-175、2019。(査読なし)
二、国際会議論文
周頡、「路的修建与伝統村落向心力的再構築――以貴州省黔南州三都水族自治県為例」、第四届国際路学シンポジウム会議論文、pp.263-276、2021。(査読あり)
周頡、「朝向鯨魚(Facing Whales)――跨越「善―悪」構造的人類―動物関係的多様性」、台湾人類学民族学学会年次大会会議論文、オンライン提出、2020。(査読あり)
三、書評
周頡、「保羅・D・巴克莱著『帝国棄民:日本在台湾「蕃界」内的統治(1874-1945)』:日本の植民政策による原住民化と地理的実体の形成」、『日本台湾学会報』、第24号、pp.173-178、2022。(査読なし)
四、学会・口頭発表
周頡、「『石公』の子供になる――スイ族の村落における類縁関係の可能性に関して」、日本文化人類学会第58回研究大会、北海道大学、 2024年6月。(査読あり)
周頡、「スイ族社会における倫理と経済、または虫とお酒」、東京大学文化人類学コロキアム#3、東京大学駒場キャンパス、 2023年11月。(査読なし)
五、受賞歴
第12回日本台湾学会賞受賞 2023年度 文化文学言語分野
「近代法と原住民の在来知の葛藤とその行方:Talum Suqluman狩猟事案をめぐる憲法解釈から」
六、記事
周頡、「生きる場所のための法」、『日本台湾学会ニュースレター第45号』、pp.21-22、2023。(査読なし)
調査歴
2018年4月~7月、2021年7月〜2023年2月 於中国貴州省三都県
教育歴
2023年4月〜現在 東京大学英語教育支援室教材 TA (教養英語科目教材編集)
2019年4月~2019年7月 東京大学教養学部初年次ゼミナール文科 TA(文化人類学)
経歴
2019/4~現在 東京大学大学院総合文化研究科文化人類学コース博士課程在学中
研究助成/その他
2024年4月~現在 独立行政法人日本学術振興会 特別研究員(DC2)
2021年度 公益信託澁澤民族学振興基金大学院生等に対する研究活動助成「近代知と在来知の相互構築に関する人類学的研究--台湾タロコ族の狩猟実践に着目して」研究代表者:周頡
備考 2024年10月現在