第119回現代人類学研究会
投稿日: 2021/02/16 5:39:59
「文化人類学を自然化する」
・日時:2021年3月21日(日)13:00~18:00
・オンライン開催(zoom)
・参加方法:3/19(金)までに下記までお申し込み下さい。
3/20(土)正午までにご案内をお送りします。
(申し込みフォーム)https://forms.gle/dnQQTvBhdvQm3j4f9
・概要
国立民族学博物館の共同研究「文化人類学を自然化する」の成果発表の一環として開催いたします。
この研究会は、哲学の自然主義の流れに触発されながら、 ダーウィン的企図のもと文化人類学を書き換えることを
目標として2017年に組織されました。メンバーは新旧10名の人類学者(霊長類学者を含む)と、 自然主義の哲学者、
社会心理学者です。 このカンファレンスで4年間の議論の成果を発表いたします。
・発表者
第1部 基礎編(13:00-15:15)
1.山田一憲(大阪大学)
「ニホンザル集団における寛容性の地域間変異」
2.高田 明(京都大学)
「他者と同じように行為すること」
3.中川 敏(大阪大学名誉教授)
「記号の進化論:アフォーダンスからフェティッシュへ」
4.飯田 卓(国立民族学博物館)
「探索と推論の限界心理学 :アフォーダンス理論と関連性理論の架橋」
5.中村 潔(新潟大学)
「メタファーの使用と濫用」
コメント:唐沢かおり(東京大学)
第2部 応用編(15:30-18:00)
1.浜本 満(九州大学・一橋大学名誉教授)
「ヒトにおける技の複製:模倣から物語へ」
2.松尾瑞穂(国立民族学博物館)
「脱魔術化の見果てぬ夢:インドにおける呪術禁止法と信念の腑分け」
3.中川 理(立教大学)
「「なる」を可能にするもの:フランスのモン難民の事例から考える」
4.中空 萌(広島大学)
「ガンジス川が「法人」になるとき:時代の感受性とインスクリプション」
5.菅原和孝(京都大学名誉教授)
「狩猟採集民のできごと語りを組織する内的連鎖は因果なのか?」
コメント:戸田山和久(名古屋大学)
*質疑応答はSlackにて受付(参加申込者に後日案内いたします)