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清水 拓野

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 研究課題

現代中国における伝統演劇の教授・学習過程と教育組織の研究

 研究関心領域

心理・認知 芸術・芸能 教育 身体・スポーツ

 対象地域

東アジア


研究内容
徒弟制的状況で伝授されることが多い伝統芸能が、現代的な教育組織である学校で教えられるとき 、どのような特徴がみられるのか、という問題に関心があります。この問題を追究するため、芸能教育の学校化 が顕著な中国伝統演劇を対象として取り上げてきました。より具体的には、陝西省西安市で、秦腔と呼ばれる地 方劇を対象に、長期フィールドワークを行ってきました。そして、暗黙知、身体技法、学習、実践などのキーワ ードを手がかりに、現代中国における伝統演劇の俳優教育についての研究を積み重ねてきました。


研究業績
学会・口頭発表        
1999. 3. 19. 「オルターナティブ教育をめぐる葛藤と協調 -- ある日本のフリースクールの事例研究」 日本民族学会関東地区研究懇談会(於・慶応大学)

2003. 1. 25. 「中国の戯曲教育における身体技法習得の現在 -- 西安市の秦腔戯曲学校の事例から」 第11回現代人類学研究会(於・東京大学)

2003. 5. 24. 「戯曲学校における身体技法の習得過程の諸相 -- 中国西安市の秦腔演劇のフィールド事例から」日本民族学会第37回研究大会(於・ 京都文教大学)

2003. 9. 12. 「秦腔従網絡走向世界(インターネット時代の秦腔宣伝戦略)」陝西省文化庁振興秦腔辨公室主催・特別シンポジウム・パネリスト[中国語発表](於・中国西安市・陝西省文化庁)

2003. 10. 25. 「演技習得の場としての戯曲学校を考える -- 中国西安市の秦腔演劇の教育人類学的考察」京都民俗学談話会第186回例会(於・大学コンソーシアム京都)

2004. 1. 31. 「中国伝統劇における演技の習得過程の現代的一断面 -- 西安市・秦腔戯曲学校の多層的スクール・エスノグラフィの試みから」仙人の会 1月例会(於・成城大学)

2004. 5. 15. 「身体技法の習得過程から見た俳優教育 -- 秦腔演劇学校の事例報告を中心に」早稲田大学・21世紀COE演劇研究センター演劇理論研究(東洋)グループ研究会(於・早稲田大学)

2004. 6. 5. 「演技の習得過程の多層的スクール・エスノグラフィの試み --  中国伝統劇・秦腔の演劇専門学校の事例分析から」日本民族学会第38回研究大会(於・東京外国語大学)

2006. 1. 14. 「演技習得のエスノグラフィの試み -- 秦腔教育への人類学的アプローチ」早稲田大学・21世紀COE演劇研究センター演劇理論研究(東洋)グループ研究会(於・早稲田大学)

2006. 6. 7. 「西安・秦腔の俳優教育からみた中国伝統演劇の世界 -- 演劇をつうじた文化理解のために」佛教大学文学部・地域文化サロン・研究報告(於・佛教大学)

2006. 11. 19. 「徒弟制教育研究からみた現代中国の伝統演劇教育 -- 秦腔の俳優教育における師弟関係の分析を中心に」早稲田大学・21世紀COE演劇研究センター演劇理論研究(東洋)グループ研究会(於・早稲田大学)

2007. 6. 2. 「師弟関係からみた現代中国の伝統演劇教育 -- 徒弟制をキーワードとして」日本文化人類学会第41回研究大会(於・名古屋大学)

2007. 11. 21. 「芸能教育の学校化に関する一考察 -- 中国西安市の秦腔の素質教育」佛教大学文学部・地域文化サロン・研究報告(於・佛教大学)


論文                        
2003「芸能学校における身体技法の習得過程の諸相 -- 中国西安市の秦腔戯曲学校の事例を中心に」『超域文化科学紀要』(東京大学・駒場)第8号,pp.145-166.(212pp.)

2004a「中国伝統劇における役者養成過程の近代化 -- 学習過程の変遷から見た陝西地方・秦腔演劇教育の事例分析を中心に」『神戸女学院大学論集』(神戸女学院大学研究所)第50巻第3号,pp.17-41.(98pp.)

2004b「中国伝統劇における演技の習得過程の現代的一断面 -- 西安市の秦腔戯曲学校の多層的スクール・エスノグラフィを通して」『京都民俗』(京都民俗学会)第20・21号,pp.45-70.(254pp.)

2005a「学習として見た中国伝統演劇の人類学的フィールドワーク -- 初心者のフィールドワークを効率化するための試論」『神戸女学院大学論集』(神戸女学院大学研究所)第51巻第3号,pp.27-45.(198pp.)

2005b「教育を再文脈化する -- 身体技法の習得過程からみた演劇学校」山下晋司・福島真人編『現代人類学のプラクシス -- 科学技術時代をみる視座』有斐閣,pp.267-279.(302pp.)

2006a「演技習得の人類学的エスノグラフィーにむけて -- 身体技法論からみた中国西安市の秦腔教育」『演劇研究センター紀要』Ⅵ・早稲田大学演劇博物館(早稲田大学21世紀COEプログラム:演劇の総合的研究と演劇学の確立),pp.157-168.(297pp.)

2006b「秦腔の俳優教育からみた中国伝統演劇の世界 -- 演劇をつうじた文化理解のために」朱浩東編『観光・環境・共生 -- 比較思想文化論集』三一書房,pp.109-127.(206pp.)

2007a、「徒弟制教育研究からみた現代中国の伝統演劇教育 -- 秦腔の俳優教育における師弟関係の分析を中心に」『演劇研究センター紀要』Ⅷ・早稲田大学演劇博物館(早稲田大学21世紀COEプログラム:演劇の総合的研究と演劇学の確立),pp.163-176.(399pp.)

2007b、「中国の伝統演劇にみる芸能教育の未来像 -- 秦腔の俳優教育の「素質」に注目して」朱浩東編『人間形成の課題と教育 -- 論集』三一書房,pp.147-174.(310pp.)
 
2010a(中国語論文)、「長安古楽初探 -- 歴史与現状」『演劇映像学:演劇博物館グローバルCOE紀要』2009年第2集(早稲田大学演劇博物館グローバルCOEプログラム:演劇映像の国際的教育研究拠点),pp.229-238.(250pp.)
 
2010b、「現代中国の「科班」の特徴と展開 -- 陝西地方の三つの民営演劇学校の考察」『中国21』(愛知大学現代中国学会)Vol. 33,pp.263-282.(303pp.)
 
2010c(英語論文)、"Attractive Features and Potential Value of the Chinese Traditional Theater School as a Tourist Spot: A Case Study of the Shaanxi Opera in Xi’an City" in Min HAN and Nelson GRABURN (eds.) Tourism and Glocalization: Perspectives on East Asian Societies. Senri Ethnological Studies 76 (National Museum of Ethnology: 国立民族学博物館), pp.55-75.(229pp.)
 
2011、「市場経済時代の演劇リーダーたちの挑戦 -- 秦腔の振興活動をとおした文化の継承と発展」朱浩東・今井康雄・清水拓野ほか編『教育の情報・協同・共生』中山出版,pp.13-28.(218pp.)
 
2012、「中国伝統演劇の教授・学習過程の教育人類学的研究 -- 秦腔演劇学校の“口伝心授”実践に注目して」『演劇映像学:演劇博物館グローバルCOE紀要』2011年第2集(早稲田大学演劇博物館グローバルCOEプログラム:演劇映像の国際的教育研究拠点),pp.113-133.(218pp.)
 
 
書評                        
2005c【書評】「「実践コミュニティ」概念の再文脈化にむけて -- 『コミュニティ・オブ・プラクティス:ナレッジ社会の新たな知識形態の実践』を読む」『京都民俗』(京都民俗学会)第22号,pp.89-96.(102pp.)


報告書                     



学位論文                  
1999「オルターナティブ教育をめぐる葛藤と協調 -- ある日本のフリースクールの事例研究」(東京大学大学院総合文化研究科修士論文),101pp.(『民族学研究』64/2号・252p.「修論口頭発表の要旨」)


その他                     




調査歴

2000.9~2002.9 中国陝西省西安市において演劇学校、および、劇団に関する 長期フィールドワーク
2001.5~6 中国甘粛省蘭州市において演劇集団の調査
2001.10 中国上海市において京劇学校の訪問調査
2002.6 中国北京市において京劇学校の訪問調査
2002.12 中国陝西省西安市において演劇集団の追跡調査
2003.4 中国陝西省西安市において演劇集団の追跡調査
2003.9 中国陝西省西安市において演劇集団の追跡調査


教育歴

2003年4月~ 山梨県立看護大学看護学部看護学科・非常勤講師 「文化人類学・医療人類学」担当
2003年4月~ 神戸女学院大学文学部英文科・非常勤講師 「Fieldwork Methods(フィールドワーク入門)」、「English Workshop(異文化コミュニケーション演習)」及び「Effective Writing(英文ライティング法)」(すべて英語で講義)担当
2005年4月~ 佛教大学文学部人文学科・非常勤講師 「宗教人類学」、「地域文化文献研究(文化人類学)」及び「地域文化特講(文化人類学)」担当
2006年4月~ 京都造形芸術大学芸術学部芸術学科・非常勤講師「総合演習Ⅰ(国際理解・異文化コミュニケーション演習)」担当
2007年4月~ 京都造形芸術大学芸術学部芸術学科・非常勤講師「総合演習Ⅱ(国際理解・異文化コミュニケーション演習)」及び「中国語Ⅰ」、「中国語A、B」担当
 
経歴

1997.4 東京大学教養学部総合文化研究科超域文化科学専攻修士課程進学
1999.4 同上 博士課程進学
2007.3 同上 単位取得満期退学
 
研究助成/その他

2004年4月~2007年3月 早稲田大学・21世紀COE演劇研究センター演劇理論研究(東洋)グループ・個別研究課題「近現代中国演劇における身体・教育・政治」・研究協力者
2007年4月~2012年3月 早稲田大学演劇博物館グローバルCOEプログラム(演劇・映像の国際的教育研究拠点)へ研究協力者として参画
2007年4月~2008年3月 異文化比較教育学会会誌『比較教育研究』編集委員
備考

2008年2月現在

研究活動と文化交流活動に対する中国の現地メディアの報道状況
(新聞報道)「秦腔的日本好家」(蘭州日報:2001. 6. 29.)
(新聞報道)「痴情中国喜劇的日本留学生:清水拓野印象」(武漢文化報:2003. 3. 20.)
(新聞報道)「痴情中国喜劇的日本留学生:清水拓野印象」(山西青年報:2003. 3. 20.)
(新聞報道)「日本博士愛“吼”秦腔」(陝西広播電視報:2003. 4. 30.)
(雑誌上紹介)「日本的秦腔拓荒者:記博士清水拓野」、『西安芸術』西安市文化局・西安市芸術研究所発刊機関誌)2003年 6月号 pp.40-43.
(新聞報道)「秦声遥播大海東 古調独弾韵風流: 日本博士的秦腔不了情」(華商報:2003. 6. 19.)
(新聞報道)「日本西安秦腔網結為“兄弟”」(西安晩報:2003. 9. 13)
(新聞報道)「中、日秦腔網西安結義」(三秦都市報:2003. 9. 13)
(新聞報道)「“秦腔従網絡走向世界”研討会在陝西省召会」(平涼日報・新華社通信:2003. 9. 16.)
(書籍上紹介)「日本的文化使者」、楊志烈・何桑著『中国秦腔史』 陝西旅遊出版社 2003年pp.3-6.
(新聞報道)「省文化庁召開秦腔从网絡走向世界研討会」(陝西文化信息網:2003. 10. 20.)
(雑誌上紹介)「愛秦腔的日本博士」、『西安芸術』(西安市文化局・西安市芸術研究所発刊機関誌)2004年 4月号 p.90.
(テレビ報道)「清水拓野戸県行」(陝西省・戸県電視台:2004. 6.18.)
(雑誌上紹介)「与日本人聊秦腔」、『西安芸術』(西安市文化局・西安市芸術研究所発刊機関誌)2004年 6月号 pp.21-27.
(新聞報道)「清水拓野:愛秦腔的日本人」(西安晩報:2004. 8. 4.)
(新聞報道)「日本博士結縁秦腔」(文化芸術報:2004. 9. 22.)
(資料提供)今中崇文著『旅の指さし会話帳59 西安』情報センター出版局 2004年p.56.「伝統文化・秦腔」紹介の章
(書籍上紹介)「与日本人聊秦腔」、楊文穎著『掌齋絮語』天馬出版有限公司 2005年pp.140-196.
(新聞報道)「又一個“文化伝播使者”」(文化芸術報:2006. 1. 11.)
(ラジオ報道)「清水拓野:愛秦腔的日本人」(陝西都市広播:2006. 4月~5月)
(新聞報道)「華夏扶桑共秦声 日本博士的“真秦之声”情」(文化芸術報:2006. 6. 14.)
(テレビ報道)「愛秦腔的日本人」(中央電視台戯曲頻道:2006. 8.16.)
(新聞報道)「中日両国秦腔網站版主将亮相央視」(西安晩報:2006. 9.1.)
(新聞報道)「中日両国秦腔網站版主将亮相央視」(三秦都市報:2006. 9. 1.)
(雑誌上紹介)「同清水拓野話秦腔芸術教育」、『藝園』(陝西省芸術学校校刊)2006年第2期 pp.35-37.
(雑誌上紹介・清水拓野特集号)「一個日本青年学者的秦腔夢」、『西安芸術』(西安市文化局・西安市芸術研究所発刊機関誌)2006年増刊号・清水拓野専輯、全64ページ
(テレビ報道)「日本友人青龍寺里学秦腔」(都市快報・西安電視台:2007. 3.13.)
(新聞報道)「日本友人青龍寺里学秦腔」(西安晩報:2007. 3.14.)
(ラジオ報道)「一個日本博士的秦腔縁」(陝西戯曲広播・愛美戯縁:2007. 3.18.)
(新聞報道)「一個日本人十年秦腔情」(陝西広播電視報:2007. 3.21.)
(テレビ報道)「一個日本博士的秦腔縁」(直播西安・西安電視台:2007. 3.24.)
(雑誌上紹介)「同清水拓野話秦腔芸術教育」、『藝園』(陝西省芸術学校校刊)2007年第1期 pp.16-18.
(新聞報道)「一個日本博士的秦腔縁」(華商報:2007. 4. 5.)
(雑誌上紹介)「“清水拓野専輯”受到好評」、『大秦腔』(西安市文化局・西安市芸術研究所・西安市戯劇家協会・陝西省梨園学研究会発刊機関誌)2007年4月号 p.38.
(テレビ報道)「日本博士的秦腔不了情」(Hello您好・陝西省電視台国際部:2007. 4月~5月)
(テレビ報道)「我看秦腔繁栄」(Hello您好・陝西省電視台国際部:2007. 4月~5月)
(新聞報道)「東瀛有個“日本秦腔網”」(西安晩報:2007. 8. 31.)